「あいのうた」をみて [ドラマ]
大大大ファンの菅野美穂さん主演の「あいのうた」。ほのぼのホームドラマ的なストーリーはゆっくり見られて良い感じ。日本テレヴィのこの手のドラマらしく何気ない日常生活のディティールが描かれていて好感が持てます。(例えば‘あいちゃん’が新しく買ってきた歯ブラシを流しの歯ブラシラック?にそっと並べるシーンとか)。今、気になるのは、周りの人々とのふれあいの中で‘あいちゃん’の雰囲気がどう変わっていくか?例えば、外観で言えば服装とか、ヘアスタイル、メイクとか。もちろん外観だけではなく、心の固い殻も片岡家の人々とのふれあいの中で、薄い皮がそっと一枚一枚はがれ落ちていくように過去の痛みが癒されていくさまにも要注目だと思います。やっと笑い始めた‘あいちゃん’。最後、玉置浩二さん演じる優二さんの病気?がどうなるのかも気になりますが、どのような形でハッピーエンドを迎えるのか?最後まで楽しみに見ていきたいと思います。
1リットルの涙をみて [ドラマ]
いよいよ秋のドラマが始まりました。私が見ているのは「1リットルの涙」、「あいのうた」、「野ブタ。をプロデュース」の3本です。
今回見ているこのドラマと、「野ブタ。をプロデュース」は原作があるので早いところ読んでしまおうと奮闘中です。
「1リットルの涙」では個人的に、自分自身と、家族と周りの結びつきを再確認させられるのは、家族の一員が病気になった時かな?と思っているので、このドラマで、その辺りがどう描かれていくのかとても興味深いです。このドラマの見所は成海璃子さんが多感な中学生の妹役として、どのようにして‘姉‘の病気に向き合っていく様を演じてくれるか?楽しみです。
「瑠璃の島」DVD買いました。 [ドラマ]
「野ブタ。をプロデュース」も見よう。 [ドラマ]
「女王の教室」を見終わって [ドラマ]
教師として、担任として、教室の中、生徒の前では、最後まで鉄面皮を貫いた阿久津先生も、卒業した元教え子、神田さんと町中で出会った時に見せたラストの笑顔は本当にすてきでした。この賛否両論をもたらしたドラマが残したモノはけして小さなモノではないはず。阿久津先生から、児童(視聴者)に対して発せられたメッセージは本当に重いモノばかりでした。それだけにそこまで入れ込んでくれる、本当の「先生」に出会えた児童達はとてつもなくラッキーだったのではないか?と思います。学ぶことの大切さ、生きるということの大変さをあらためて示してくれた勇気を持った「先生」だと思います。一生のうち、出会えて本当に良かった。という人は、ほんの一握りでしょう。そのとき得た経験を生かすも殺すも自分次第だと思います。私自身、小学校5年、6年の時の担任の先生のことは結構今でも覚えています。厳しさのなかに本当の優しさを見いだせる。そういう先生でした。「女王の教室」を見ていて思い出したのはこの先生のことでした。引退されているとは思いますが、このドラマを見て、もう一度お会いして当時のこととかゆっくり語り合いたいなあと思ってしまいました。
閑話休題。
さて秋ドラ。菅野美穂さんの出演する「あいのうた」、題からしてまた泣けそうな「1リットルの涙」、あの「suika」の向田邦子賞受賞脚本家、木皿泉さんの新作「野ブタ。をプロデュース」この3作を中心に見ていこうかな。
「女王の教室」を見て その2 [ドラマ]
賛否両論のこのドラマも来週が最終回のようですね。予告を見たら、また泣けそうな内容のようです。
主人公の女性教師の言葉に、自らの意志を重ね始めた生徒達。教師から生徒、生徒から教師へと意思の疎通の方法は千差万別でしょうが、ここまで自らの信念を強固に持ち、ありのままにぶつけてくれる教師の姿は、見るモノに、今の自分、これからの自分を見つめるための針路を示す貴重な語りべのように思えます。
本質を突くこと。決して簡単には受け入れられないことかもしれないけど、そのあとに残るモノは決して浅かったり、小さかったりしない、揺らぎようがない。そこにある。実在する。というような、確かな存在としてずっと残り続けること。だと思います。
お気に入りのドラマとその周辺。 [ドラマ]
自分で気に入ったドラマは、DVDを購入するようにしています。今手元にあるのは、「すいか」、「王様のレストラン], 「HERO」、「スカイハイ」の4点です。「すいか」と「王様のレストラン」は書いているので、残り2点について。
「HERO」。木村拓哉サンの主演したお化けドラマですね。このドラマは、夕方の再放送をたまたま見て、一発ではまって、次の日にDVDを買いに行ってしまいました。この番組はストーリーの起承転結が明快であったため話がわかりやすかったことと、各キャラクターの魅力が際だっていましたね。「トリビアの泉」の司会二人が、このドラマで共演していたり、「王様のレストラン」のソムリエ(白井晃さん)が最終回に検事役で出ていたり、とか結構横道にそれたところでも楽しめるドラマだと思います。
「スカイハイ」は、原作は絵の持つ力が強かったのと、ストーリーが面白く、その原作に忠実にドラマ化されているな。という印象が強く、購入しました。主演の釈由美子さんも「女王の教室」の天海祐希さんほどではないにしても感情をうまく抑えた演技も良かったし。原作に忠実な中で1話だけ、たしかヴァレンタインデーの日にオンエアが重なった話だけはドラマのオリジナルっぽく変更されていましたが、その他のお話は原作の持つ、力と、空気感がとてもよく描かれていたと思います。
今は半年すると、以前のヴィデオテープみたいに高価ではなく、安価にDVDボックス等が発売されて、記憶が薄れないうちに、ゆっくり見直すことができるようになって良くなったと思います。自分のお気に入りは自分の評価で購入できますが、その他に気になるドラマや、番組のDVDを購入しようとすると、以前はテレヴィ局側からの宣伝とオンエアで、どれだけインパクト与えられるかといった、一方通行の働きかけが売り上げの勝負になっているのかなと思っていました。しかし最近はブログや掲示板、番組のHPといったところに書き込まれた評価等も以前より目につきますし、すぐにでも、後からでも調べることが簡単にできますから、それらも購入する際の目安になるような気がします。
そう意味では、ライブドアがもたらした、一連の騒動の奥深さが、今になってもじわじわと、包み込んでいるような気がします。ネットとテレヴィ、ラジオ等の融合。費用対効果を考えても適材適所があるとは思います。ラジオ局の一部で始めている、番組とブログとポッドキャストの連携や、テレヴィ局からネットへの番組の配信も進んでいるようです。そういった全体をもう一度考え直す、いいチャンスのような気がします。そうすれば、私たち視聴者が望む番組をどのような方法で配信するか、多チャンネル化を掲げる中で、視聴者が望む細分化されたニーズに対応した良い番組をたくさん提供してくれるのではないかと、期待しています。そうすればお気に入りの番組、ドラマも、どんどん増えそうな気がしますから。
奇跡の「王様のレストラン」 [ドラマ]
久しぶりにDVDで「王様のレストラン」を見ました。いや〜面白かった。このドラマはあるレストランで起きる「奇跡」を描いていますが、このドラマ自体が「奇跡」のような気がします。三谷幸喜さんの脚本&松本幸四郎サンの連ドラ初主演作と言うことで、このドラマだけは定時で帰ってしっかり見ていました。とにかく松本幸四郎サンの魅力を100%引き出そうとしている、他の出演者やスタッフ等、周りの熱意や努力とかがひしひしと伝わるようで、見ていて、どんどん引き込まれてしまいます。特に山口智子さんがすごくきらきらしているな。はまり役だな。と思ってみていました。最初のうちは松本幸四郎サンの台詞の言い方や、間の取り方、目線の切り方とか見ていて、かっこいいなあ。と見ていましたが、だんだん他の出演者までが、目線の切り方、伏せ方とかをまねし始めているようで面白かったのを覚えています。ストーリーも面白いし、出演者も素晴らしいので、最終回に出てくる謎の紳士がどういう問題を持ってきたのか、続きを見てみたいな。と今でも思います。放送から10年たって、その間に伊藤俊人サンも亡くなってしまっているので、そのままで続編を望むのは酷かな?と思いますが、是非「奇跡」の続きを、そして終わりを見てみたいな。と思ってしまいます。
(他の方のブログのコメントで色々書きましたが、自分のブログの記事では書いていませんでしたので、まとめてみました。)
「女王の教室」を見て思うこと。 [ドラマ]
「瑠璃の島」を見終わって、次のクールのドラマをざっと見て、どうもぴんとこなかったモノが多かったのですが(恋愛モノはどうも苦手)、さすが日本テレヴィ、この時間帯にかける意気込みを感じますね。問題提起の表現方法としてはかなり今回は過激なようですが。内容は番組のHPの掲示板を見ても賛否両論ですね。問題点を指摘するその本質を突く言葉は納得することばかりですが、その子供に投げかける言葉は、ストレートに意味や趣旨を取りかねない子供には、大変危険な表現がいっぱいなような気がします。そのせいか、子供達が見せる反応は、わかりやすく描かれているような気がしますし、そこからくみ取れる事はシンプルにしようとする努力が感じられて、そこはよいと思います。このドラマは、「瑠璃の島」と同じかそれ以上のことを考えさせられます。私が小学生だった頃、人数的にも、カリキュラム的にも、めいっぱいの詰め込み教育。その反動時期にさしかかった中学教育。時代を思い出させます。最近、マスと個人のことをよく考えます。マス(大衆)とは何か、個人とは何か?自由とは何か、義務とは何か、責任とは何か?常識とは何か。そして教育とは何か?何だったのか?今の時代に対する重い課題を、小学6年生という視点を通して訴えようとするこの挑戦を見届けたいと思います。最終回のラストに主人公の一人、女性教師がどのような表情を見せるのか?を楽しみの一つにして。