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「女王の教室」を見て思うこと。 [ドラマ]

「瑠璃の島」を見終わって、次のクールのドラマをざっと見て、どうもぴんとこなかったモノが多かったのですが(恋愛モノはどうも苦手)、さすが日本テレヴィ、この時間帯にかける意気込みを感じますね。問題提起の表現方法としてはかなり今回は過激なようですが。内容は番組のHPの掲示板を見ても賛否両論ですね。問題点を指摘するその本質を突く言葉は納得することばかりですが、その子供に投げかける言葉は、ストレートに意味や趣旨を取りかねない子供には、大変危険な表現がいっぱいなような気がします。そのせいか、子供達が見せる反応は、わかりやすく描かれているような気がしますし、そこからくみ取れる事はシンプルにしようとする努力が感じられて、そこはよいと思います。このドラマは、「瑠璃の島」と同じかそれ以上のことを考えさせられます。私が小学生だった頃、人数的にも、カリキュラム的にも、めいっぱいの詰め込み教育。その反動時期にさしかかった中学教育。時代を思い出させます。最近、マスと個人のことをよく考えます。マス(大衆)とは何か、個人とは何か?自由とは何か、義務とは何か、責任とは何か?常識とは何か。そして教育とは何か?何だったのか?今の時代に対する重い課題を、小学6年生という視点を通して訴えようとするこの挑戦を見届けたいと思います。最終回のラストに主人公の一人、女性教師がどのような表情を見せるのか?を楽しみの一つにして。


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chihiro2

こんにちは。わたしも最終回をどう処理するのかを楽しみに、このドラマだけは見ています。『現実』を大人がきれい事だけで隠そうとする今の世の中がわたしは嫌いです。感じる、考える、話し合う。排除より進歩したいわたしです。
by chihiro2 (2005-08-07 10:41) 

K

コメントありがとうございます。おっしゃるとおりだと思います。その、大人が徹底して「現実」を表しているのが、興味深い作品だと思います。そこに立ち向かう子供達の演じる姿は、一つ、一つの大きな積み重ねだと思います。最後がこれほど楽しみな番組というのも久しぶりです。
by K (2005-08-07 22:23) 

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