「女王の教室」を見終わって [ドラマ]
教師として、担任として、教室の中、生徒の前では、最後まで鉄面皮を貫いた阿久津先生も、卒業した元教え子、神田さんと町中で出会った時に見せたラストの笑顔は本当にすてきでした。この賛否両論をもたらしたドラマが残したモノはけして小さなモノではないはず。阿久津先生から、児童(視聴者)に対して発せられたメッセージは本当に重いモノばかりでした。それだけにそこまで入れ込んでくれる、本当の「先生」に出会えた児童達はとてつもなくラッキーだったのではないか?と思います。学ぶことの大切さ、生きるということの大変さをあらためて示してくれた勇気を持った「先生」だと思います。一生のうち、出会えて本当に良かった。という人は、ほんの一握りでしょう。そのとき得た経験を生かすも殺すも自分次第だと思います。私自身、小学校5年、6年の時の担任の先生のことは結構今でも覚えています。厳しさのなかに本当の優しさを見いだせる。そういう先生でした。「女王の教室」を見ていて思い出したのはこの先生のことでした。引退されているとは思いますが、このドラマを見て、もう一度お会いして当時のこととかゆっくり語り合いたいなあと思ってしまいました。
閑話休題。
さて秋ドラ。菅野美穂さんの出演する「あいのうた」、題からしてまた泣けそうな「1リットルの涙」、あの「suika」の向田邦子賞受賞脚本家、木皿泉さんの新作「野ブタ。をプロデュース」この3作を中心に見ていこうかな。
「壁にぶつかった事がない子は挫折に弱いし、今は大人が壁になっていないから子供がなめるんだし...」「大人がかっこ良くないから子供がぐれるんです」
印象に残る台詞です。
by chihiro2 (2005-09-22 11:49)
コメントありがとうございます。
「仰げば尊し、我が師の恩」全てはここに集約されたのではないか?と思います。「瑠璃の島」で最後に残った疑問、<いらないモノとはなにか?>この答えもこのドラマの中から一つ見つかりそうです。
by K (2005-09-22 22:14)
最後は、すごく感動的でした。まやのパソコンに入っている6年3組のデータを消していくのも少し感動しました。
by ☆ノアール☆ (2006-02-18 14:26)
コメントありがとうございます
阿久津先生のPCの画面上の生徒の顔写真を見つめる表情が良かったですよね。これだけ賛否両論があったドラマも珍しかったのでないでしょうか?また再放送して欲しい作品の一つです。
by K (2006-02-18 17:12)