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ウィギンズ選手がパリでイエローに袖を通しましたね^^。 [自転車]



 第99回ツール・ド・フランスも第20ステージ、パリ・シャンゼリゼへと続く最終ステージを迎えました。

 結果は、スカイのエーススプリンター、マーク・カベンディッシュ選手が勝利し、最終ステージ4連覇を達成!、第2、第18ステージに続く3勝をあげ、この長かったレースにふさわしい、華やかな幕切れとなりました^^。

 カベンディッシュ選手は、この後開催される五輪で最高の状態で望めそうで、活躍も期待させられますね^^。


 総合優勝は同じくスカイのエース、ブラッドレーウィギンズ選手が第7ステージにマイヨジョーヌに袖を通してから、結局最後まで守り抜くことに成功しました^^。

 昨年はやはり優勝候補に名を挙げられつつも、落車による骨折でリタイアを余儀なくされ、一年間かけてしっかり準備してきたことをほぼ完璧にやり遂げての勝利だったように思えます。
 落車を避けるためもあってか、常に複数のアシストに囲まれて集団の前方に位置し、ほとんどのステージで集団をコントロールしていたように思えました。
 ライバル達のアタックにも動じず、チームとして淡々とペースを保って走り続けるさまは、よほど自分達に自信がなければこなせなかったはず。それをやり遂げられたからこその、ある意味必然のイエロー獲得だったのではないでしょうか。
 表彰台に上がり続けて表彰される、ウィギンズ選手の自転車選手としての足の細さが、その鍛錬の厳しさを裏付けているようにも感じました(表彰式のときに立つ両脇の女性とほぼ同じくらい細かったことが多かった)。
 

 

 そしてポイント賞を獲得した、リクイガスのペテル・サガン選手も今回初出場ながら、第1、第3、第6ステージで勝利し、各ステージで中間スプリントポイントでも確実にポイントを重ね、ポイント賞ジャージを決定付けた、山岳ステージで逃げ集団に乗ったときも、登りで集団にしっかり付いて行った事からも、これからの活躍が期待できるように感じます^^。
 同じチームのエース、ヴィンセンツォ・ニバリ選手は3位表彰台を獲得し、リクイガスにとって良いレースだったようにも思えます。




 山岳賞を獲得したのはユーロップカーのトマ・ヴォクレール選手。昨年マイヨジョーヌを獲得した得意の?ピネレーステージに入ってからぐんと調子を上げてきて、第16ステージで2勝目を上げ、山岳賞をほぼ手中に収めることに成功しました^^。
 昨年はマイヨジョーヌを10日間着続けて、今年は山岳賞を獲得とチームも2年連続結果を残してきており、未来のエース、ピエール・ロラン選手も総合8位でフィニッシュしており、このチームの今後の活躍が期待できそうです。


 そしてなんと言っても、このチームのこの活躍の立役者の一人が、今大会唯一出場の日本人ライダー、新城幸也選手でしょう\^^/。
 第4ステージの敢闘賞受賞に始まり、逃げ集団に乗ってレースのペース作りに積極的にかかわったり、山岳ステージでも献身的なアシストで、エースのヴォクレール選手の山岳昇獲得にも大いに貢献したと思います。
 結果はツール3度目の完走と、日本人初の2桁フィニッシュの84位とこちらも大健闘^^。フランスでの知名度も大いに上がったようです^^。

 オリンピックでも活躍を大いに期待したいですね^^/。


 
 
 そして新人賞はBMCのティジェイ・ヴァン・ガーデレン選手が獲得^^。エースで連覇の期待のかかった、カデル・エヴァンス選手の失速はありましたが(総合では7位)、チームとしては、不本意な成績かもしれませんが、今後に期待の持てる結果だったともいえるかもしれません。





 繰り返しにもなりますが、とにかく今大会はスカイの思うがままに進んだ大会。といった印象がとても強く残っています。

 特に印象に残るのが、フルーム選手とウィギンズ選手の確執をあおり続けるマスコミ合戦ではなく^^;、レース序盤、アルカンシエルを着つつもスプリント勝負でのアシストをしてもらえず、スプリントポイントを思うように伸ばせなかった中でも、献身的にボトルを運び続けたカベンディッシュ選手のために、マイヨジョーヌをほぼ手中に収めたレース終盤には、マイヨジョーヌを着たウィギンズ選手が積極的に前に出てトレインの先頭をひっぱって、カベンディッシュ選手のステージ勝利に貢献したりと、まさに思うがままに、ほぼレースをコントロールし続けたスカイの強さは本物のように感じます。

 ただ、8/18開幕のブエルタ・エスパーニャには、サクソバンク・ティンコフバンクから、出場停止があけて満を持して、エースのアルベルト・コンタドール選手が参戦するそうですから、両者の今後の対決の行方にも、眼を離すことが出来なさそうです^^。


 来年はいよいよ100回記念大会。グランデパールはコルシカ島と決まっているようです。誰がパリでマイヨジョーヌに袖を通すのか?今から今シーズン後半に活躍する選手を考慮に入れつつ、誰になるのか考えるのも楽しいかもしれませんね^^。







 
 

 

 
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