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CEATECを見て来ました。 [お散歩]

 今年も秋の展示会シーズンが到来^^!

 まずは今日のCEATEC、そして明日は有楽町のハイエンドショウトウキョウ&秋葉原の真空管オーディオ・フェア、来週の幕張メッセの全日本模型ホビーショー、さらに再来週の秋葉原のオーディオ・ホームシアター展と、最近興味のあるものの展示会見学が続くので、自然とテンションも上がり\^^/、楽しみな日々が待っております^^。


 特にオーディオ関連の展示会は、日程が詰まって開催されるので「はしご」になりそうですが^^;、聴きたいこと、見たいものに的を絞ってしっかり押さえて見ていきたいと思っています。


 さて今日のCEATECですが、夕方から天気がくずれそうだったので、ちょっと早めに家を出ました。

 幕張本郷駅から臨時の直行バスで幕張メッセに向かったんですが、あんまり人が乗ってこなかったので「妙に変だなあ」と思っていたり^^;。


 展示スペース1~9ホールに対して、空きスペースがずいぶん広いこと^^;。つめて配置したら1~6ですっぽり収まりそう>_<。 
 CEATECの前身の頃?は、北ホールも利用して開催されていた記憶もあるんですが、ちょっと尋常じゃないと思えるほどの、展示スペースのスカスカっプリ。モーターショーもメッセでの最終回がこんな感じでしたが、来年以降は関係各位にもうちょっと奮起を期待したいところですね^^。



 まあ、バスの混み方とは関係が無いとは思いますし^^;、三連休の初日ということもあるとは思いますが、例年だと特に家族連れが多かったように記憶していたので、そういった方々が来なかったこともあったのかもしれない。のかな?
 
 まあ空いていたことにより、ゆったり見ることが出来たのはよかった。とは思います^^。



 
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 例年ですと、デヴァイス関係から見て行って話を聞いて回るために、結局時間が無くなって民生品を見る時間が無くなる。ということを繰り返していたので^^;、今年はデヴァイス関連はざっと見るだけにして民生品を見に行くことに。
 
 

 今回もあんまり写真を撮らずに話を聞くほうに回ったんですが、全体の印象として、昨年の震災を機に一気に広まった、「電気の見える化」から一歩踏み込んだ家電製品等々との連携を、各社なりの手段で説明したものや、医療・健康志向を狙った製品の増加が目立ったところでしょうか。

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 特にこういった各社の製品・サービスを横断的に集めた「ヘルスケア」といったブースは前回無かったように感じます^^。
 また最近ホームセキュリティ関連の関心も高いらしく、防犯、監視システムの民生版といった製品も、何社か見受けられました(気づいたところではマスプロアンテナさんとSHARPさん)。
 後にSONYさんからも発表があったようですが、こういったシステムもこれからの成長が見込める需要があるんだなあ、と思いました^^。
 
 
 やはり民製品の花形のTVも気になります^^。TOSHIBAさんやSHARPさん、SONYさんといったところが4KのTVの展示をしていたようです。

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 デモで流れていた画像は、「さすが4K」と思わせる高精細さを感じさせてくれるものばかりでした。が、ソフトのほうをどうするのかが見えてこないので、ちょっと気になるところです。どこも家庭用のカムで4K対応の製品が出ていなかったようですし、TVで4K番組が放送されるような感じでもなかったようですし。
 ただ、その後いろいろとお話を伺っていると、ネット経由での配信という方法が一番実現性が高そうな気もしました。今後はソフトの普及とともに、カムといった周辺のハードの発売・普及やパッケージソフトの普及とともに、このTVがどう成長していくのかも、気になるところです。


 まあ、スーパーハイヴィジョンと呼ばれる8KのTVもNHKのブース等で見受けられたので、2020年に試験放送が始まるという、こちらとのすみわけもさらに気になります。

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 LED照明や各社のクラウドサービスにも興味があったりもしましたが、今回の製品の中から特に気になったものたち。



 SONYのデジタルHDビデオカメラレコーダー アクションカムのHDR-AS15。

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 想像以上に小さくて軽かったのが良かったです。スマートフォン等に画像を送れる。というのもセッティングを容易にしてくれたり、本体のモニターより大画面で結果をすぐにチェックできそうで良いと思います^^。

 実際のサンプル画像を見ていないので超広角レンズの手振れ補正の係り具合と、前面にマイクがあるために、風切り音の影響等、音声がどのように記録されるのかが気になります^^。
  


 まあ、実際購入するとしたら、とんがり具合(割り切り具合)で上を行っていると思っている、キャットアイさんのMSC-GC100 INOU [イノウ]のほうも気になります。
 
 ライバルが多い分野のため、もうちょっととがった部分があっても良かったのでは?と思ってしまいます(まだ発売前にナンですが^^;)。
 


 そして参考出品のPIONEERのサイクルコンピューター。

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 パワーメーター用のセンサーを組み合わせて、左右の出力や、円周上でどこで力が一番かかっているか、とか、その時どの方向に力が加わっているかを、視覚的にも見せてくれるもの。
 ナヴィや地図表示は無いそうですが、GPSログはとってくれるそうなので、PCのソフトを利用して地図上でログをいろいろな数値と組み合わせて見ることができるそうです。
 
 こちらもライバルが多い製品のために、発売までにもっとすごい製品が出てくる可能性はありますが^^;、こちらもチェックしていきたいと思っています。




 もうひとつ、最後に寄ったクラリオンのブース。

 こちらで気になったのはフルデジタルスピーカーlというもの。

 普通スピーカーを駆動する際に、どこかの段階でD/A変換をしてアナログ信号にしてからスピーカーを駆動する。ということナンですが、この製品はそのままデジタル信号をスピーカーのコイルに信号を流すそうです。ただウーファーだとそのまま信号を流してもうまく鳴らなかったようで、コイルを分割してそれぞれにタイミングを見計らって最適化した信号を流しているそうです。

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 こちらのプリウスαのデモカーで音を聞かせてもらいましたが、確かに低音の音の出方が小出力のデジタルアンプでの駆動を感じさせない鳴りっぷりだったように感じました^^。



 実際、いろんなメーカーの方が聴きに来たようで、かなり注目度が高かったようです^^。

 もちろんこういったアウトドア用のポータブルオーディオと組み合わせて聴くことができる製品も発売になるようです。


 ただ車載用のこの製品の音を聴いて、Hi-Fiオーディオ用にシステムを組みたいと思ったのは私だけではないはず^^;。

 まあこのままでも、箱を作ってユニットを組み込めば、かなり良い音で鳴ってくれそうなデスクトップオーディオも作れそうな気もします。


 

 今年も最後の最後に見に行ったブースで一番気になる製品に出くわすことができました(クラリオンの方には次回は最初に来てください、とおっしゃっていただきました^^)。

 ちょっと今回は見所が偏ったまま見に行ってしまった感もあるんですが^^;、いろいろ興味深く見たりお話を聞くことができて面白かったです。
 震災後に開催された前回は、スマートメーターと家庭用蓄電池が目立った印象があったんですが、今年になって、各社がそれぞれ得意分野を生かし、それらを咀嚼し発展させた形の展示品を見比べることが出来たのも収穫でした。
 この手の製品もこれからは、各社の製品で横断的に使用できるような方向に進んで欲しいし、HVやPHV、電気自動車といった大容量のバッテリーを積んだ車との連携の深化も気になるところです。


 これらの製品がどうなっているかも楽しみにして、来年も見に行きたいなあと思っています^^/。

 
  


 

 
 
 
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fullcon

高画質ハードが出るといつもソフトの問題が出ますね。
景色ならすぐにでもいけそうですが
映画、ドラマなどのセットは逆に粗が見えて萎えそうです。
カツラやメイクに苦労しそうですね。
by fullcon (2012-10-07 09:44) 

K

コメントありがとうございます

確かに紀行ものとかのドキュメンタリーは恩恵が大きそうですが、特にTVドラマとかバラエティーとかは低予算化も聞かれるだけに、いろいろと厳しそうですね^^;。

4kに伴いデータ量も増えるでしょうから、放送する側も受信する側も、既存の機材をどう生かして対応するかも頭の痛いところではないでしょうか。

2020年の8Kの試験放送開始(予定)までに、あと8年間の中で4Kをどう位置づけするのかも、今後の課題でしょうね^^。


by K (2012-10-07 10:56) 

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