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α700を触ってみて。 [写真・カメラ]

 SDC2007にて、はじめて手にした「α700」。気になった点を書いておこうかな、と思い立ちました。

http://www.sony.jp/products/Consumer/dslr/products/body/DSLR-A700/index.html

 昨年に発売された「α100」の上位機種、というふれこみで発表されたこのカメラですが、なぜかα100が販売終了、となっているので後継機種?と思ってしまいます。おそらくはα700の販売に集中したいため、と思われますがちょっぴり混乱してしまいそうです(それともα100の後継機種も近いうちに発売されるのかな^^?)。

 個人的には現時点ではあまり興味の無い製品だったので、(ハイエンドが出る、と分かっているのでラインアップが完成してから自分の撮影に合いそうなモデルを選びたい!というのもありますが。)そういう意味では一歩引いたところから見られたかな?と勝手に思っております^^;。

 さて気になった点として

 ・軽い。⇒大きさの割に、というよりこのクラスの割りに軽く仕上がっているように思います。説明員の方に断ってレンズの鏡胴を手にもって縦位置グリップをつけたボディを軽く振り回してみましたが、重さに振られて手に持ったレンズがずるっ!と動く気配もなしに振り回せましたから、全体のバランスもいいんでしょうね。(よいこはまねをしないように^^)

 ・シャッター音。⇒ぱかっ!というような乾いた短い音。銀塩時代のCONTAX G1の音がお気に入りの私としてはなんとも味気ない、物足りない音に感じますが、無駄な動きを感じない、きっちり組みつけられた精密な機械の可動部の音、と思えばこの音も使い込むほどに気にならなくなるのかもしれません。

 ・AF。⇒合焦の精度も時間もおそらくはα100よりあがっているように思います。ローカルのピントもあわせやすく、11点のフォーカスポイントとフォーカスロックをうまく使えば、大きな武器になると思います。もちろんMFも合わせやすく、マクロとかの撮影の大きな武器になりそうです。


 ・調光補正⇒ストロボの露出補正(調光補正)がボタンに割り振られてなく、「メニュー」の中に入っている点。確かに普段はそうめったに使わない機能かも知れませんが「ハイアマチュア」向けをうたうのなら、とても便利な機能なのできちんとボタンを割り振って欲しかったように思えます。

 ・操作系。⇒αー7系のメインダイアル2つを利用した操作系の採用を期待していましたが、実際触って、操作してみると、とてもよく練られていることが分かります。上の調光補正のように?な部分も残りますが、普段使う機能にはダイアルとボタンを割り振り、使う頻度の低い機能をメニューの中に入れてしまうのは、α100から乗り換えられる方にも使いやすく、このカメラからαを使おう!と思っている方にも使いやすく出来ているように思えます。

 ・縦位置グリップ。⇒これも思ったより使い勝手がよさそうな印象を持つことが出来ました。軽いし、右手で操作するボタン、レバー、ダイアルが付いているので、持ち替えたりせずに直感的にそのまま操作できそうだし、バッテリーを2本入れられる点は◎な所です。ただ、やはり大きく感じるし、指が入るえぐりが浅く感じて、私の手にはグリップの形状が合わず、親指の係りが悪く前後ダイアルの使い勝手が悪く感じてしまいました(せめてα-707/807用ぐらいのえぐりが欲しかった)。追記:すごくNice!な点は、カメラに装着するとき、電池ボックスのふたを開けて、電池収納部にグリップの「角」を挿すんですが、私の世代のものだと、本体からふたをはずして縦位置グリップの所定の位置にはめて収納していたんですが、壊しそうだし、失くしそうだし、だったんですが、α700はふたを90度に開けたままそのまま装着可、となっていてそのような心配をしないですむようになっていました。これは素晴らしいですね^^v。

 あと気になったのは、レンズのピントリングのガタツキ。これは是非とも一刻も早く何とかして欲しいですね。「G」や「カールツァイス」という高級ブランドまでもこのガタが残っていたら興ざめです。AFがメイン、ということとかもあるのでしょうが、もうすこし動き始めの質にこだわって欲しいものです。

 おまけ。

 今月発表されたハイエンドモデルNikonD3。このカメラに気が惹かれてしょうがないのは、Nikonが今まで発売してきたデジイチがAPS-C相当のフォーマットを、ずーと採用してきた中で今回のフルサイズ化、ということでフルサイズのFXモードのほかに、APS-C相当用のDXモードを採用していて、APS-Cサイズ用のレンズも、銀塩時代のフルサイズ用のレンズも、自分の持っている資産をきちんと生かせるようにしていることなんですね。こういう何気ない機能に、私なんかはぐっと来てしまうんですよね^^v。SONYさんもぜひハイエンド(フルサイズの撮像素子を積むことが前提ですが^^;)を発売される暁にはレンズの選択肢が「ぐっ」と広がるこの機能を搭載して欲しいものです^^/。

 さて、各メーカーからもニューモデルのお披露目も一通り終わったようです。しかし気になるのが巨人Panasonic。なんか動きがあるのでしょうか?これもこの秋から冬に向けて要注目ですね。


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