オーケストラアンサンブル豊島・春期演奏会を聞いてきました [音楽]
今日はまだ強い雨風の残るなか、文京シビックホール・大ホールにて行われたオーケストラアンサンブル豊島・春期演奏会を聴いてきました。
約1年半前、おさかな♪さん(今日も熱演していましたね♪)(http://blog.so-net.ne.jp/osakana2005/)に紹介してもらって聴きに行った秋の定期演奏会でチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトの素晴らしい演奏を聴いて以来、ここの定期演奏会を聴きに行くのが楽しみになっています。
演奏曲は以下の通りでした。
サン=サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール
ラベル 「マ・メール・ロア」
チャイコフスキー 「眠れる森の美女」全曲版からの抜粋
指揮:小林恵子
演奏:オーケストラアンサンブル豊島
今回は12列目、という前の方で、しかもステージ上のヴァイオリンの高さが耳の高さにほぼ一致したところで聴いたおかげで、弦の美しい響きをいっぱい聴くことが出来てラッキーでした。以前から強奏しても音が金属的にならないため聴く方も変に緊張せずにリラックスして聴いていられたところに今回、弱音部分の透明感が増したように感じられ、今まで以上に聴き応えのある音になっていました。また、やはり気になるトロンボーンを含むブラスセクション。音のバランス良さはいつも以上でしたが今回は特にホルンの出来が素晴らしく感じました。3曲とも完璧といっても良かったのではないでしょうか。木管もパーカッションも安心して聴いていられるのは今まで以上。全体的にスキルが上がってよりいっそう表現力が増したように感じられました。
これは指揮者の小林恵子さんの目指した音をオーケストラ全体が応えて、きちんと表現できるようになった結果を存分に聴かせてもらえたな。と感じました(^^)。
全曲とも素晴らしかった演奏でしたが、特に気に入ったのはラベルの「マ・メール・ロア」の3曲目、「パゴダの女王レドロネット」の弦のpppの美しさ。それと「眠れる森の美女」の「ワルツ」。やはり「眠れる森の美女」全曲中一番盛り上がるなあと思っているこの曲は、演奏すると知ったときから楽しみにしていました。導入部のあとの休符の「間」が絶妙でした(^^)。
ホント、これらの素晴らしい(Brilliant!!な)演奏が聴けるなら雨風なんか気になりません。今日は聴きにいって良かったです(^^)。前回提出したアンケートに今後聴きたい曲という項目に「フランスの作曲家の曲」と記入したのを採用して?頂いたようなので、今回もしっかり今後聴きたい曲を書いておきました。また採用してもらえるとうれしいなあ(^^)。
次回は新宿で「ベートーベン交響曲第7番」他を、来年は「北欧名曲コンサート」を演奏してもらえるようです。チャイコフスキーの曲とのマッチングがとても良いなあ、という印象を良い方に変えてくれた今日の演奏会。次回以降、また聴きに行くのが楽しみです(^^)/。
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