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マイヨ・ロホはコーボ選手! [自転車]




 今年のブエルタ・ア・エスパーニャ、最終ステージはハラマ・サーキットからからマドリードへ到るコース。

 首位コーボ選手と2位フルーム選手との時間差13秒差が、どう影響するのか?興味があるところでしたが、結果はそのままのタイム差でゴールし、この春に鬱病から引退すら考えていたという、フアンホセ・コーボ(スペイン、ジェオックスTMC)選手がマドリードの表彰台で、初のマイヨ・ロホに袖を通しました。さらに複合賞も受賞と、本人にもチームにとっても言う事なし!でしょうね^^。

 

 そしてこのステージは、リクイガス・キャノンデールのグランツール初出場のペテル・サガン選手が3勝目を挙げ、「次」がさらに楽しみとなる活躍を見せてくれました(ジャパンカップではリザーブとの事ですが、走ってくれないかあ^^)。

 また、バウク・モレマ(スペイン、ラボバンク)選手は前日まで同ポイントで並んでいたホアキン・ロドリゲス選手をかわして、逆転でポイント賞を獲得し、さらに総合でも4位に入るという活躍でした。

山岳賞はダヴィ・モンクティエ選手が(フランス、コフィディス)がマッテーオ・モンタグーティ(イタリア アージェードゥーゼル)選手の猛追をかわして、ブエルタ新記録となる4連覇を達成しました。



 土井雪広(スキル・シマノ)選手は日本人ブエルタ初出場初完走。順位は150位。序盤の平坦なステージでは積極的に集団の先頭を引っ張ったりと、第7ステージのキッテル選手の勝利にも貢献していたのが、印象に残りました。



 選手、スタッフ、関係者の皆さん、マドリードへのゴール、おめでとうございます\^^/。




 近年まれに見る大激戦になった今年のブエルタ、絶対的な優勝候補者がいなかった、というのもあると思われますが、やはり一番の功労者は今年のコースを設定したコース・ディレクター(でいいのかな?)でしょうか。

 最近のグランツールでは山岳三連戦のあとに、個人タイムトライアルのステージがあって、その翌日がゴール。というのが多かったように感じます。


 それに対し、今年のブエルタは勝負どころと見られた山岳三連戦のあとに、山岳頂上ゴールも含む6ステージが設けられて、最後の最後まで誰がマイヨ・ロホに袖を通すかわからなかった、大混戦のお膳立てとなったといえると思います。

 それともうひとつは33年ぶりにバスク地方のビルバオにゴールを設定した事。地元チームのエース、イゴール・アントン選手がステージ勝利を達成したりと、後半の山場をひとつ作り上げました。

 何らかの形で報われるといいですね^^。



 さてこのあとは、秋のクラシックレースで気になるレースも続きますが、やはり10月に開催予定のジャパンカップもが一番気になるところ。

 ランプレ、リクイガス、サクソバンク、アスタナといった、UCIプロチームの来日も決まっているようですし、土曜日のクリテウムも含めて、今年の宇都宮はまた「熱い10月」を迎えそうですね^^。


  
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