マイヨ・ジョーヌはカデル・エヴァンス選手! [自転車]
昨日のパリ・シャンゼリゼのゴールで、今年の長いツールも終わりを迎えました。
第19ステージ終了時にマイヨ・ジョーヌを手に入れたのは、レオパード・トレックのアンディ・シュレック選手でした。ところが翌第20ステージの個人TTで大逆転を果たし、マイヨ・ジョーヌをこの時点でほぼ確定したのがBMCレーシングのカデル・エヴァンス選手でした。
これで、オーストラリア人ライダーによる、初めてのマイヨ・ジョーヌ獲得選手となりました。エヴァンス選手の優勝が、フランスや地元オーストラリアで、どのような取り上げられ方をしたのかも、気になるところです。
そして、ランス・アームストロング選手が7連覇を達成したあと続いていた、スペイン人ライダー「達」による、マイヨ・ジョーヌ獲得の記録も途絶え、さらに出走していたグラン・ツール全てでリーダージャージを獲得していた、アルベルト・コンタドール選手の「連勝記録」もついに途絶えてしまいました。
チームメイトの献身的なサポートを勝利につなげて5つの勝利を飾り、ツールでの通算ステージ勝利数を20に伸ばした、HTCハイロードのマーク・カヴェンディッシュ選手が個人総合ポイント賞のマイヨ・ベール、エウスカルテル・エウスカディのサミュエル・サンチェス選手が個人総合山岳賞のマイヨ・ブランアポワルージュを獲得。そして新人賞のマイヨ・ブランはヨーロッパカーのピエール・ロラン選手が獲りました。
そして最下位のランタン・ルージュは、リクイガス・キャノンデールのファビオ・サバティーニ選手でした^^/。
皆さんおめでとう^^!
そしてお疲れ様でした。
今回はシュレック兄弟が初の兄弟そろっての表彰台に上ったり、ヨーロッパカーのトマ・ヴォクレール選手が大健闘して第9~18ステージまでマイヨ・ジョーヌを着続けたりと、落車も多くエース達も数多く巻き込まれたり。といろいろありましたが、見所の多い面白かった年だったと思います。
来年の総合争いでは、2位が続いてそろそろ「勝利」が欲しいであろう、アンディ・シュレック選手が気になる選手の筆頭ですが、今年大活躍したトマ・ヴォクレール選手、ラルプ・デュエズの頂上ゴールで、25年ぶりにベルナール・イノー氏に続くフランス人ライダーとして優勝した、ピエール・ロラン選手といったフランス人ライダー達、そして連覇を期待したいカデル・エヴァンス選手。と気になるライダーがぱっぱと浮かぶのが嬉しいところ^^。
また来年、シャンゼリゼでのゴールの表彰台の頂点で、マイヨ・ジョーヌを着る選手を見る日が来るのを、楽しみに待っていたいと思います^^。
2011-07-25 23:00
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コメント(2)
こんばんは、
エヴァンス、やりましたね。いつの間に大舞台で優勝できる力をつけていたんですね。
by Azumino_Kaku (2011-07-27 21:33)
コメントありがとうございます
エヴァンス選手は、数年前にツールで二年連続2位になったりと、地力は着実に付けていたようですね。
今度は日本人ライダーのグラン・ツール制覇を見てみたいですね^^。
by K (2011-07-28 23:06)