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リアプロvs液晶 [その他]

 今日、前から気になっていた薄型テレヴィの映り具合を見てきました。

私がいつも読んでいる店員佐藤さんのブログ(http://blog.so-net.ne.jp/ctec2/)でもおなじみのリアプロジェクションテレヴィ。その実力を我が目で確かめてきました。

 近くにある、某家電量販店の店頭でBRAVIAのリアプロジェクションテレヴィ(Eシリーズ)、フルスペックハイヴィジョン液晶テレヴィ(Xシリーズ)、ハイヴィジョン液晶テレヴィ(Vシリーズ)を見比べてきました。基準には、BRAVIAの隣にあって、先日発売された、東芝のフルスペックハイヴィジョン液晶テレヴィ(REGZA:42Z1000)としました。日立、松下、東芝の3社が採用しているIPSパネル搭載テレヴィをBRAVIAの各テレヴィの基準にしようと思ったわけです。基準のソフトは、たまたま放送していたNHKの朝ドラ「風のハルカ」のお昼の再放送(ハイヴィジョン放送)とWBC決勝戦。 
 まずはリアプロ。最初専用台に設置されている画面を立った視線で見下ろしましたが、暗くて何が映っているのか分からない状態。そこで店員さんと一緒にしゃがんで見てみると、おおっ!確かに見やすい映像。コントラストが高く、白飛び、黒つぶれも少ない印象。速い動きについても特に違和感を感じませんでした。店員佐藤さんも好印象を得ていたように背景のボケ味がきれいで、遠近感も普通のテレヴィとはまた違った印象があります。この独特の画質を大画面で見てしまうと、かなり印象もよく、将来購入を検討するときには購入候補No.1かも。これと東芝の液晶とを比べるのは意味がないような気がしますが、色ののり方とかもリアプロの方が自然な感じがするし、画の印象だけでいえばリアプロに軍配が上がりそうです。また、この大きさの割に、他の方式の薄型テレヴィより安い、消費電力が少ない等のメリットが、しかし後ろにある液晶の映像を正面のスクリーンに映写しているため縦の視野角がとても狭いこと、光源のランプの寿命が8000時間のため、使い方にも寄るようですが2〜3年程度で約2万円のランプを交換しなければならないデメリットがあります。
 個人的には画質に関してはかなりの好印象なことと、リヴィング等でゆったり座ってみるということで考えれば視野角の問題も気にならないので、液晶に対して同じ期間使用して、この価格と消費電力の少なさでランプの交換代を3回分程度ペイできれば、‘買い’になると思います。
 そしてもう一つ気になっているBRAVIAのXシリーズのフルスペックハイヴィジョン液晶テレヴィについて。
これも液晶テレヴィ3台が並んだ状態で「風のハルカ」とWBCを見てみましたが基準の東芝に対してBRAVIAのハイヴィジョンテレヴィ(Vシリーズ)は少し緑が強い印象があります。フルスペックハイヴィジョン液晶テレヴィ(Xシリーズ)はその傾向にさらに少し白っぽい印象があります。この辺は各人の好みもあるでしょうし、画質の調整機能を使えば大きなハンデにはならないと思ったので、その他の差を見つけようと、さらに近づいたり離れたり、いろんな角度からのぞき込んだりしながら比べてみましたが、正直差は感じられませんでした。多分フルスペックハイヴィジョンで撮影されたソフトを見るとか、他にも例えば、ハイヴィジョンで撮影された美術品等のディティールのアップとか微妙な色彩の変化を再現したソフトとかテストパターンを映してさまざまな基準で比べて分かるところもあるのでしょうが、色の差以外、素人が普通の番組を店頭で見る限り差は分かりませんでした。となると、ブランド、画像の色の好み、価格、機能、拡張性、デザイン等といった(一般的な)基準で選べばいいように思えました。後発のREGZAの色味(人肌がきれいに見える色。ある意味テレヴィ向きかな?)と機能の充実ぶりから、今後この激戦区のクラスで優位に立てるのではないかな?と思いました。今思うとこの店員さんの話を総合するとやはりREGZAがお薦めだったようでした。
 個人的には色の好みとブランドとデザインでやはりXシリーズが良いかな?と思いました。価格は購入を検討する時期になったとき、どうなっているかが楽しみでもありますが、、。
 Vシリーズの魅力はBRAVIAのよさをXシリーズより手軽な価格で楽しめる。というところでしょうか?もし購入を検討するなら個人的にはEシリーズにかなり偏りつつあるのですが。

 あと少し離れたところにあったプラズマテレヴィですが、サスガに明るさやコントラストの高さ、そして液晶並みになってきた消費電力等はとても魅力ですが、表面の保護ガラスの映り込みがやはり気になってしまい、今のところはパスかなあ、と思ってしまいました。(このガラスの映り込みが、もし無くなるようならぐらっとくるかも)

 2011年7月24日に向けて着々と進むアナログ地上波放送終了の時。松下電器産業の薄型テレヴィは2008年までに1インチ5000円を目指す、発言で競争で他社もそこら辺まで価格が下がりそうだから液晶もリアプロもそれまで購入は待った方が良いのかなと、個人的に思ってしまいます。
 動画配信サーヴィスやヴィデオオンデマンドの着実な普及もあるようですし、軸となる‘放送’自体が今後どうなるのか分かりづらいと思っています。ネットとテレヴィ放送の境がどうなるのか。いわゆるワンセグ放送による携帯式視聴機の普及等もあるし、そこから考慮するとなると、テレヴィ機能付きのPCの購入も視野に入れなければならないですかねえ?と思っています。

う〜ん、ちょっと様子見ですかね。

 あと気になるのは、ブルーレイディスク(BD)と、DVD-HDの録再生機。HDDに録りためたデータのバックアップを考えると今後の展開が気になります。NASも視野に入ってきそうですし、どうなるんでしょう?

 こうなってくると今年のCEATECが楽しみになってきました。


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