SSブログ

どこへ行く?銀塩写真 [写真・カメラ]

一昨日ぐらいのニュースで、コダックが、モノクロプリントペーパーからの年内?撤退を報じていた。京セラが自社ブランドとCONTAXブランドのカメラを撤退させるは、やはりプロがデジタルに移行したせいか、じわじわと銀塩写真関係が衰退しそうでちょっと残念である。自分でプリントしないので、コダックのペーパー撤退は申し訳ないけど、今イチぴんとこないけど、CONTAXのカメラ撤退はちょっとショックだった。いつかはRTSⅢ!が欲しかったので、もう中古でしか購入できないのかと思うと残念である。今はCONTAX G1というカメラにカラーネガや、カラーリバーサル、モノクロネガ等を気分によって入れ換えて、あちこちふらふらとスナップを撮りながら歩き回っているが、やはりカールツァイスのレンズは味があって良いなあ。と思ってしまう。ミノルタのレンズも持っているがそれに比べると中心部の描写が際だっているように思える。たぶん、この描写の癖がデジタルにマッチできなかったため採用できず、それがきっかけで、あっという間に撤退につながってしまったのかなあ、と思ってしまう。MFレンズを生かすため、AFカメラを開発したとき、フィルム面を動かしてAFにしてしまったAXというカメラがあった事を思うと、やはりカメラはレンズありきなんだなあ。と改めて思ってしまう。銀塩写真の楽しみはやはりすぐに結果がわからず、現像というプロセスを経て浮かび上がったイメージが、自分のねらいとどれだけ近づけられたかが勝負だと思う。写真撮影が、一期一会。という言葉には表せない素晴らしいひとときを切り取っていく作業だと思っているので、その分結果にはすごく期待してしまう。それはデジタルだろうとアナログだろうと関係ないことと知りながら、あの、ラボから帰ってきて袋開ける、瞬間、胸が躍ってしまう。それはカメラのモニターである程度仕上がりが予測がついてしまうデジタルの比ではないように思ってしまうだけに、カメラメーカーもフィルムメーカーも銀塩写真を大事に残していって欲しいな。と思ってしまう。
 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。