海の青さに惹かれて（「グラン・ブルー」と「ディープ・ブルー」）

瑠璃の島が終わってしまい、書くことが以前に比べて少なくなってしまった。あの青い海。きれいだったなあ。と思っているうち、ウンベルトペリッツァーニのことを思い出してしまった。「グラン・ブルー」という映画にも出演していたジャックマイヨールとともに素潜り（フリーダイビングというらしい）の世界で、知らない人がいない方らしい。競技としてはかなり過酷なものらしいが、以前テレビで見た、おもりを持って深海へ潜っていく様とテレビで見るそのスピード感は強烈な印象として残っている。同じ海の青。しかし目の覚めるような瑠璃の海もあれば、深海へと続くその淵の色は人を飲み込む暗黒を思わせる色だった。おそらく、おもりに託してその死を思わせる暗黒へと挑んでいき、その深淵からの帰還するときに目に映る水の青さは天国を思わせるのではないかと想像してしまう。その浮上していく時間が長ければ長いほどその目に映る青さの意味をかみしめられるのかなあ。と思ってしまう。「グラン・ブルー」で海の厳しさを、「ディープ・ブルー」で海の美しさを堪能できるらしい。どちらもなかなか自分自身で体験できるものではなさそうなので、今度ヴィデオでゆっくり堪能させてもらおう。

コメント 2

テレビで見たことあります。おもりをつけて沈んでいくダイバー競技。
すごいと思ったけど、凡人には出来ないことだと思いましたね。
『グラン･ブルー』も『ディープ･ブルー』も見たこと無いけど、海の中は好き。
今度生まれるときはシャチに生まれたいかも。
カッコいい生きかたしてるっしょ。思いません？
by Ｍａｃｈａ (2005-06-28 11:11) 

コメントありがとうございます。シャチですか。子育てもするだろうし、狩りの時は勇猛果敢。そんなイメージがありますよね。強さと優しさを兼ね備えていて確かにかっこいいかも。海の中だと、大気の底で地べたに張り付いてはできないこともできてしまう。身一つで前後左右上下に動ける。これが一番の魅力でしょうか？
by K (2005-06-28 22:55)