「いらない」ものとは(瑠璃の島を見終わって) [ドラマ]
瑠璃の島が終わってしまった。けれど、こうしてブログを書くようになって、初めてじっくり、考えながら見ることができて本当によかったと思う。番組のホームページを開くと、冒頭に「いらない」。の文字が並ぶ、けれど、本当に「いらない」ものは何なのか?それを考えさせられる。その昔、家族ですら、血のつながりですら引き裂かざるをえなかった、人頭税の問題。島の暗く、悲惨な歴史があり、その中を変わらないでそこにあり続けた、明るい日の光と、海の青色の複雑さ。出会いと別れの中、「いらない」といわれた少女が過ごした時間と人との関わりの重さ。「いらない」といわれた大人と島に見せる、都会人のエゴについて。だからこそ、ドラマで描かれた鳩間島の人の繋がりの強さ、相手を思いやる温かさが際だったのだろう。と思う。すべてが宝物。というおばあ。「いらない」もの。本当は簡単に口にしてはいけないものなのかもしれない。五感をフルに使ってもすぐには見つからないものなのかもしれない。本当、何なんだろう。「いらない」ものって。
「いらない」ものではなく必要なものばかりがありましたね。
私は何もないことのありがたさ、みたいなものを感じました。
by 店員佐藤 (2005-06-19 16:12)
nice&コメントありがとうございます。私は「すべてが宝物」という台詞にぐっと来てしまいましたね。「いらない」ものについては、今度出版される本と、発売されるであろうDVDでゆっくり復習したいと思います。
by K (2005-06-19 21:33)