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ランス・アームストロング氏への処分確定。 [自転車]




 先日USADAより、1000ページにも及ぶ報告書の提出を受けたUCIが、ランス・アームストロング氏の競技中のドーピング違反の事実を認め、1998年8月1日以降の全成績を剥奪することと、自転車競技からの永久追放を確定した。とのことです。

 


 なおツール7連覇中の2位選手の繰上げはなさそうとのこと。まあ、これで繰上げといわれても困る選手も多そうですから、ある意味、最後にUCIが見せた温情なのかもしれません。
 
 また証言をした選手らも、半年間の出場停止処分になったそうです。半年後、競技に復帰した際には、反ドーピング運動の先頭に立って、あらゆる競技の選手たちの模範となって活躍していって欲しいものです。



 いろいろな抜け道を探し続けるドーピング技術の進歩は、それを取り締まる側とのいたちごっこが、それをさらに加速させているようにも感じます。
 一部には、なんでもありのアンリミテッドクラスを作ってはどうか?という意見もあるようですが、「そうまでしてまで」と思ってしまうのは、私がこうした現場に立ったことがないものの甘い考えなんでしょうか。
 

 何はともあれ、これで大きな区切りがサイクルロードレース界に打たれたわけです。

 これからこの競技がどこへ向かうのか?は、この先、自分の目で見て考えていかなければならない点も多そうです。が、今年のツールで見せたスカイの戦術・戦略は、この先のひとつの道筋をつけたものとも考えられます。

 来年100回の記念大会を迎えるツール・ド・フランスですが、新たな「クリーン」なレースの展開に一喜一憂できるよう、心から関係各位の奮起を期待したいと思います。











 久しぶりに、この作品を見て、いろいろと考えたいとも思います。

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