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読んだ本、読みたい本。 [本]

 いろいろ読んで内容を覚えている中^^;で、最近読んだ本は浅田次郎さんの「月島慕情」

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 表題作を含む短編集。個人的には、ある出来事をきっかけにどうしても鰻を食べられなくなった主人公のお話「雪鰻」と、同名の競走馬を持つことが出来るまで成功することが出来た、主人公とそのお抱え運転手、そして靴磨きの老人とのお話、「シューシャインボーイ」が気に入りました。

 これはちょっと前になりますが東野圭吾さんの「赤い指」

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 主人公の息子が犯した罪を自分の母親に押しつけようとする、主人公に見せる母親の最後の「手段」が胸を打つ作品でした。題名の「赤い指」が持つ意味の深さもいろいろ考えさせられました。

 そして急逝されたマイクル・クライトンさんの遺作、「ネクスト」

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 「遺伝子」の研究や特許取得といったことに関する、研究所や企業等々が繰り広げる様々な争いと、それらの「発見」をマスコミがあおり立てる、といった感じの内容のフィクションですが、個人的にはばかばかしく思える内容まで、法廷を舞台に真剣にやり合っている、という内容がユーモアに思えるようでもあり、空恐ろしくもあり、と感じました。




 そして今読んでいるのが貫井徳郎さんの「夜想」

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 事故で妻と娘を失った主人公が、ある女性と知り合ったことで、、、という出だしまでは読みました^^;(約4分の1ぐらい)。帯とか裏表紙のあらすじを読むと、これから一気に盛り上がりそうなので、楽しみにしています。


 そして


 アーサー・C・クラークさんのSF小説の題名にもなっている2010年が来年に迫っていますね^^。

 
2010年宇宙の旅〔新版〕 (ハヤカワ文庫 SF) (文庫) (ハヤカワ文庫 SF ク 1-49)

2010年宇宙の旅〔新版〕 (ハヤカワ文庫 SF) (文庫) (ハヤカワ文庫 SF ク 1-49)

  • 作者: アーサー・C・クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/11/30
  • メディア: 文庫



 それを記念してか既刊に新たな序文とあとがきを付け加えた新版が発売されるようです。

 映画にもなったこの作品、人類はこの年に改めて木星系に宇宙船ディスカバリー号を回収しに出発しようとしていますが、サスガに現実は、、、^^;。

 とりあえず、2001年、2010年、2061年、3001年とシリーズを一通り読んでいますが、この新版も購入して読んでみたいと思っています。

 モノリスがスイスアーミーナイフ。というたとえに妙に納得がいく内容だったと記憶している、この「2010年」。久しぶりにこの傑作SFをゆっくり読んでみたいなあ、と思っています^^。

 

 そういえば宮部みゆきさんの文庫新作もこの月末に発売されるし、今年の師走も読書も年末進行になりそうです^^。

 
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komo

読書の秋ですが私はカメラの本ばかり読んでます。あれは、雑誌ですね。
by komo (2009-11-24 20:21) 

K

コメントありがとうございます
 カメラの雑誌、私も以前「カメラマン」や「フォトテクニック」(デジタルに統合される前)なんかを定期的に読んでいました^^。
 投稿作品を見ていると、自分だったらどうやって撮ろうかな?などとよく想像していました^^。

by K (2009-11-25 22:04) 

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